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天使のいる宿

2015年11月27日 21:23

20151127

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂内には

ミサが始まり入れない様子だったので、

今日泊まる宿を探しながら、朝食を取ることにした。

この町にインターネットで気になった宿があり、

1日だけでもそこに泊まりたかったので、

日本にいる時にメールをしていた。

けれど、旅に出てからメールをしていない。

部屋が取れているのか不安だった。



日本から持ってきたなんとなく書いた地図と住所と

ホテルの名前を頼りに歩いた。

どの道も似ていて道が分からない。

また、道を聞いてもこの町の人は

壁に書かれている道の名前を覚えていない。

しばらく歩き続けて見つからないのでカフェに入った。

モデルのように容姿が素敵な男性が店員だった。

クロワッサンの間にハムとチーズが挟まりプレスして焼いたものと、

エスプレッソ(こちらではコーヒー)を頼んだ。

クロワッサンの甘味とチーズ・ハムの塩気が良く合う。

毎日通いたいお店に決定した。



グッドルッキングの店員さんにホテルの場所を聞いてみた。

「この道の先だ。出て右に曲がって進んだら看板あるよ」

このお店を選んで良かった。

店員さんにお礼を言ってホテルの場所へ歩いた。



店員さんが言っていたように建物に

ホテルの名前「コスタベラ」と書いてある建物をみつけた。

しかし、人がいる気配がない。

扉はしまっている。

呼び鈴を鳴らしたけれど、やはり誰も出てこない。

外出中かもしれないので階段に座り待つことにした。

ガラス窓をよく見ると、セールとスペイン語で書かれている。

売りに出されてる?



私は焦り、電話番号を確認しておくべきだったと思った。

「近くを通った女性にここは売りに出ているのでしょうか?」

「コスタベラのホテルはここですか?」と尋ねた。

女性は笑顔で「あなたの後ろよ」と指さした。

私の後ろにはお洒落なレストランに見える建物と

美しい植物のお庭があった。



ここホテル?

私は落胆した気持ちでいたので、

頭をずっと下にしていて気付かなかった。

頭を上げればホテルと書かれている看板が

直ぐに目に留まったはずなのに。

植物に囲まれた入り口を覗くと、

建物内は天国のように見えた。

小さな妖精がいるようだ。

バタバタと忙しいそうなスタッフに声を掛けてみた。



私:   「すみません。ここホテルですか?」
スタッフ:「隣がホテルの入り口だよ」
     「ちょっと待ってて」
     「名前は?」
     「あっ君、連絡してたけど返信受け取った?」
私:   「すみません。巡礼していてパソコン持っていなくて」
スタッフ:「OK。部屋はあるから大丈夫だよ」
     「30分後にまた来てくれるかな?今忙しいから」
私:   「ありがとうございます。ではまた後で」



忙しのに笑顔で答えてくれるスタッフで良かった。

部屋も取っていてくれて良かった。

私はホテルの荷物置きに大きなリュックを置かせてもらい、

また大聖堂に向かった。



◆ホテルの情報◆

Hotel Costa Vella

Rúa da Porta da Pena, 17, 15704 Santiago de Compostela, A Coruña, España
T. +34 981 56 95 30
E. http://www.costavella.com/


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